FFmpeg Cookbook
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LINEで送る動画を軽くする

スマホで撮った動画や画面録画を、LINE で送りやすい大きさに縮めます。 いらない部分を切り、解像度を下げて、H.264 の MP4 に変換します。処理はブラウザの中で行うので、動画をアップロードする必要はありません。

ファイルはサーバーに送信されません

動画圧縮ツールを開く

画質「標準」(CRF 23)、解像度 720p の設定で開きます。どちらもツールの中で変えられます。

動画圧縮ツールへ →

LINEで動画が送れない・重い時の確認ポイント

圧縮しても、元の動画はそのまま残ります。圧縮した動画は、別のファイルとしてダウンロードします。

動画を軽くする基本

使うツール

動画圧縮ツール を使います。動画を H.264 の MP4 に変換し、解像度と画質(高品質・標準・軽量)を選べます。「目標サイズ (MB)」に切り替えると、指定した大きさを目標に圧縮します。処理はすべてブラウザの中で行います。読み込めるのは 500MB までの動画です。 長い動画は、先に 動画トリムツール で必要な部分だけにしてから圧縮してください。

コマンドで行う場合(FFmpeg)

FFmpeg を使う場合は、次のコマンドで 720p の MP4 に変換できます。

ffmpeg -i input.mp4 -vf scale=-2:720 -c:v libx264 -crf 28 -pix_fmt yuv420p -c:a aac -b:a 96k -movflags +faststart output.mp4

scale=-2:720 は、高さを 720 にして、幅は縦横比を保ったまま偶数に合わせます(このコマンドで H.264 にするとき、幅や高さが奇数だとエラーになります)。-crf 28 は画質の指定です。数字が大きいほどファイルは小さくなり、画質は下がります。-pix_fmt yuv420p は、ほとんどの機器で再生できる 8 ビットの形式にそろえます。これがないと、iPhone の HDR 動画は 10 ビットのまま H.264 の「High 10」になり、再生できない機器が多くなります。-movflags +faststart は、再生に必要な情報をファイルの先頭に置き、ダウンロードしながら再生を始められるようにします。-c:a aac -b:a 96k で、音声は 96 kbps の AAC になります。さらに小さくしたいときは、-vf scale=-2:480 にするか、-crf を 30 前後に上げてください。

縦向き(9:16)の動画は、scale=-2:720 だと幅が 406 になります。幅を 720 にしたいときは scale=720:-2 にします。

手順

  1. いらない部分があるときは、先に トリムツール で切っておきます。
  2. 上の「動画圧縮ツールへ」ボタンを押します。画質「標準」、解像度 720p の設定でツールが開きます。
  3. 動画ファイルを選びます。
  4. もっと小さくしたいときは、画質を「軽量」にするか、解像度を 480p に下げます。
  5. 圧縮ボタン(「CRF 23 で圧縮する」など)を押します。終わったら元の動画と見比べて、ダウンロードします。

スマホで処理が重い場合

スマホで 200MB を超える動画を処理すると、メモリが足りなくなり、ブラウザが落ちることがあります。大きな動画は PC のブラウザで処理してください。

処理に時間がかかるときは、先にトリムで短くしてから圧縮すると、処理する量が減ります。

よくある質問

Q. 小さくしても送れないときは、どうすればよいですか?

A. LINE のヘルプでは、写真や動画を送れない原因として、通信が一時的に不安定になっていることを挙げています。電波のよい場所でもう一度送る、Wi-Fi とモバイル回線を切り替える、といった方法が案内されています。スマホの設定で、LINE が写真にアクセスできるようになっているかも確かめてください。

Q. iPhone で、はじめから H.264 で撮影できますか?

A. はい。iPhone の「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「互換性優先」を選ぶと、そのあと撮る動画は H.264 で保存されます。「高効率」に戻すと、HEVC で保存されます。

Q. 圧縮すると画質は落ちますか?

A. はい。圧縮では動画を変換し直すので、画質は必ず少し落ちます。画質を保ちたいときは、先にいらない部分を切ってください。動画が短いほど、同じ大きさに収めるための圧縮が軽くて済みます。

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