FFmpeg Cookbook
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無音カットツール

動画や音声の無音の部分を自動で見つけて、まとめてカットします。会議の録画、ボイスメモ、実況動画の間延びを詰められます。

動画はサーバーに送られません
動画・音声をドラッグ&ドロップ、またはタップして選択
MP4 / MOV / WebM / MP3 / WAV / M4A など、最大 500MB
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動画は 2 パス方式(silencedetect で検出 → 検出区間を除外して再エンコード)、音声は silenceremove フィルタの 1 パスで処理します。余白設定は動画モードでのみ適用されます。
処理中… 0%

対応する FFmpeg コマンド

現在の設定に対応するコマンドラインです。設定を変えるとリアルタイムで更新されます。

ffmpeg -i input.mp4 -af silencedetect=noise=-40dB:d=0.5 -f null -

次にやること

使い方

  1. ファイルをドロップ動画または音声をドラッグ&ドロップします。最大 500MB です。
  2. しきい値と最小無音長を選ぶ初期値は -40dB・0.5 秒です。周りの音が大きい録音は -30dB、静かな録音は -50dB にします。
  3. 余白を設定初期値の 0.15 秒を残すと、語尾が切れにくくなります。余白は動画のときだけ使われます。
  4. 実行してダウンロード「無音区間をカットする」を押します。終わると、プレビューと短くなった割合が表示されます。

おすすめ設定

会議・講義の録画
-40dB / 1 秒 / 余白 0.3 秒
発言の間の長い沈黙だけを切り、話の間合いは残します。
ボイスメモ・ナレーション収録
-50dB / 0.5 秒 / 余白 0.15 秒
静かな録音では、しきい値を下げると小さな声を無音と間違えにくくなります。
ゲーム実況・雑談配信のテンポアップ
-30dB / 0.3 秒 / 余白 0 秒
BGM や周りの音がある録音は、-30dB にしないと無音と判定されにくくなります。間を詰めた、テンポの速い仕上がりになります。

うまくいかないとき

「無音区間は検出されませんでした」と表示される

原因:BGM や周りの雑音が、しきい値(例: -40dB)より大きい。

対処:しきい値を -30dB に上げます。それでも見つからなければ、その録音には無音の部分がありません。

語尾や語頭が切れてしまう

原因:余白が 0 秒だと、声の出始めと消え際まで切れる。

対処:余白を 0.15〜0.3 秒にします。最小無音長を長くするのも効きます。

「検出区間が多すぎます」と表示される

原因:最小無音長が短く、息継ぎのような短い間まで見つかって 80 区間を超えた。

対処:最小無音長を 1 秒以上にするか、しきい値を下げます(例: -40dB → -50dB)。

動画の処理に時間がかかる

原因:動画は、無音を探す処理と、映像を作り直す処理の 2 回に分けて行う。

対処:長い動画は、先に必要な部分だけを切り出すか、PC 版の FFmpeg を使います。

よくある質問

画質は劣化する?

少し劣化します。動画は無音の部分を抜いて作り直すため、映像を H.264(CRF 23)、音声を AAC 128kbps で再エンコードします。音声ファイルは AAC 192kbps の M4A で出力します。

しきい値はどう選べばいい?

まず初期値の -40dB で試します。無音が見つからなければ -30dB に、話している部分まで切れるなら -50dB にします。無音の部分に入っている雑音より、少し大きい値にするのが目安です。

音声ファイルだけでも使える?

使えます。MP3・WAV・M4A などの音声は silenceremove フィルタで 1 回で処理し、M4A(AAC 192kbps)で出力します。余白は付けず、最小無音長より長い無音を、先頭・途中・末尾とも丸ごと切ります。

カットしすぎて不自然になった

余白を 0.3 秒に増やし、最小無音長を 1 秒以上にしてください。講義や対談は、長めの設定のほうが自然に仕上がります。不要な部分が多いときは、先に 動画トリミングツール で大まかに切ってから使うのも手です。

音量が小さすぎて全部無音と判定される

先に 音量調整ツール で音量をそろえて(ラウドネス正規化)から使うと、無音の判定が安定します。

くわしい説明(設定の意味・制限・FFmpeg のコマンド)

設定の意味

無音判定しきい値
この音量(dB)より小さい部分を無音とみなします。-30dB は周りの音が大きい録音向け、-50dB は雑音の少ない静かな録音向けです。
最小無音長
この秒数以上続く無音だけを切ります。短くすると息継ぎまで切れて、不自然になります。
余白(パディング)
無音の前後に残す時間です。語尾や話し始めが切れるのを防ぎます。動画のときだけ使われ、長さが余白の 2 倍以下の無音は切りません。

使えるブラウザと制限

  • 最大ファイルサイズ:500MB
  • 検出区間が 80 を超えると処理を止めます(最小無音長を長くしてください)
  • 動画は MP4(H.264 / AAC)、音声は M4A(AAC)で作り直します(無劣化ではありません)
  • 余白(パディング)は動画のときだけ使われます

同じ処理を FFmpeg のコマンドで

パス1: 無音区間を検出
ffmpeg -i input.mp4 -af silencedetect=noise=-40dB:d=0.5 -f null -
ログに silence_start と silence_end が出ます。
パス2: 検出区間を除外して再構成
ffmpeg -i input.mp4 -vf "select='not(between(t,5.2,8.1)+between(t,20.3,24.0))',setpts=N/FRAME_RATE/TB,scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2" -af "aselect='not(between(t,5.2,8.1)+between(t,20.3,24.0))',asetpts=N/SR/TB" -c:v libx264 -preset fast -crf 23 -pix_fmt yuv420p -c:a aac -b:a 128k -movflags +faststart output.mp4
5.2〜8.1 秒と 20.3〜24.0 秒を抜く例です。本ツールの動画モードは、パス1で見つけた区間を余白の分だけ縮めて、ここに入れます。
音声の無音を 1 パスで除去
ffmpeg -i input.mp3 -vn -af silenceremove=stop_periods=-1:stop_duration=0.5:stop_threshold=-40dB -c:a aac -b:a 192k output.m4a
本ツールの音声モードと同じ指定です。ただし PC 版の FFmpeg 8.1 では結果が変わり、先頭の無音は残り、途中と末尾の無音も 0.5 秒ほど残ります。