動画回転ツール
横向きや逆さまに映る動画を、90° 右・90° 左・180° に回して直します。左右反転と上下反転もできます。
スマホでは縦なのに PC では横向きになる動画は、ここで角度を選んでも直りません。スマホ動画 PC 再生修正ツールの「向きを焼き込む」を使ってください。
対応する FFmpeg コマンド
現在の設定に対応するコマンドラインです。設定を変えるとリアルタイムで更新されます。
ffmpeg -i input.mp4 -vf "transpose=1,scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2" -c:v libx264 -preset fast -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy -movflags +faststart output.mp4 次に使うと便利なツール
使い方
- 動画をドロップMP4・MOV・WebM などをドラッグ&ドロップします。最大 500MB です。
- 回転方向を選ぶ5 つから 1 つ選びます。向きは、スマホやブラウザで再生したときの見た目を基準にします。上が左を向いていれば「90°右」、右を向いていれば「90°左」です。
- 変換実行「回転を適用する」を押します。終わるとプレビューが出て、ダウンロードできます。
おすすめ設定
うまくいかないとき
選んだ角度と違う向きになった
原因:元の動画に回転の情報(回転メタデータ)が入っている。FFmpeg はまずその情報どおりに映像を立て、そこから選んだ角度で回す。
対処:スマホやブラウザで再生したときの向きを基準に選び直します。スマホで正しく見える動画を PC でも正しく見せたいときは、スマホ動画 PC 再生修正ツール の「向きを焼き込む」を使います。
回転後に画質が少し落ちた
原因:回転には映像の再エンコード(H.264、CRF 20)が必要で、そのときにわずかに劣化する。
対処:再エンコードは避けられません。何度も回さず、1 回で目的の角度を選びます。
左右反転で文字が読めなくなった
原因:左右反転では文字も裏返しになる。
対処:文字が映っている動画には左右反転を使わないでください。
よくある質問
スマホで縦撮りした動画を回転すべき?それとも撮影し直し?
撮り直す必要はありません。スマホは撮ったときの向きを、回転の情報として動画に記録します。スマホやブラウザで正しく見えるなら動画は正常で、PC で横向きになるのはプレーヤーがその情報を無視しているためです。その場合は スマホ動画 PC 再生修正ツール を使います。どこで見ても横向きなら、このツールで回します。
90°回転を 2 回やると 180° と同じ?
向きは同じになります。ただし再エンコードも 2 回になり、そのぶん画質が落ちます。180° を選んで 1 回で済ませてください。
YouTube アップロード前に回転すべき?
正しい向きで再生されているなら、回転は要りません。回転の情報に頼らず、映像そのものを正しい向きにしておきたい場合は、スマホ動画 PC 再生修正ツール の「向きを焼き込む」を使います。
音声に影響はある?
音声はそのままコピーするので変わりません。MP4 に入らない形式(カメラの MOV に多い PCM など)のときだけ、AAC 192kbps に変換します。
回転後にサイズが変わる?
90° 回すと、縦と横のピクセル数が入れ替わります(奇数の辺は 1 ピクセル減らして偶数にします)。ファイル容量は CRF 20 で作り直すため、元より増えることも減ることもあります。
くわしい説明(設定の意味・制限・FFmpeg のコマンド)
設定の意味
使えるブラウザと制限
- 最大ファイルサイズ:500MB
- 出力は MP4 だけです。GPU は使わず端末の CPU で処理するので、長い動画は時間がかかります
同じ処理を FFmpeg のコマンドで
ffmpeg -i input.mp4 -vf transpose=1 -c:v libx264 -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy output.mp4 ffmpeg -i input.mp4 -vf "transpose=2,transpose=2" -c:v libx264 -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy output.mp4 ffmpeg -i input.mp4 -vf hflip -c:v libx264 -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy output.mp4