動画クロップツール
動画の上下左右の端を切り取ります。黒帯の除去、被写体への寄せ、正方形や縦長への切り出しに使えます。
対応する FFmpeg コマンド
現在の設定に対応するコマンドラインです。設定を変えるとリアルタイムで更新されます。
ffmpeg -i input.mp4 -vf "crop=iw*1.0000:ih*1.0000:iw*0.0000:ih*0.0000,scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2" -c:v libx264 -preset fast -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy -movflags +faststart output.mp4 次に使うと便利なツール
使い方
- 動画をドロップMP4・MOV・WebM などをドラッグ&ドロップします。最大 500MB です。
- プリセットを選ぶか数値を入れるプリセットを選ぶと、上下左右の数値が入ります。「カスタム」では自分で % を入れます。プリセットで入った数値も書き換えられます。
- クロップ実行「クロップを適用する」を押します。終わるとプレビューが出て、ダウンロードできます。
おすすめ設定
うまくいかないとき
上下に細い黒い線が残る
原因:黒帯の太さは映画の比率で違う。16:9 の画面に収めた場合、2.35:1 なら片側約 12.2%、2.39:1 なら約 12.8% ある。
対処:上下の数値を 0.5% ずつ増やして試します(例: 13%)。
思ったより大きく削れた
原因:上と下(または左と右)の両方に数値を入れた。
対処:上下を 10% ずつにすると、高さは合計 20% 減ります。片側だけ削るなら、反対側は 0 にします。
被写体が見切れた
原因:プリセットは中央を残すので、端にいる被写体は削られる。
対処:プリセットの後で数値を書き換え、被写体がいる側を小さく、反対側を大きくします。
よくある質問
画面の中央以外をクロップしたい
できます。残したい側を 0 にして、反対側だけ削ります。例えば「左 20%、右 0%」なら、右寄りの部分が残ります。
事前に解像度が分からないが大丈夫?
大丈夫です。% は FFmpeg の式(`iw*0.2` など。iw は元の幅)で渡すので、どの解像度でもピクセルに換算されます。
音声に影響は?
音声はそのままコピーするので変わりません。MP4 に入らない形式(PCM など)のときだけ、AAC 192kbps に変換します。
黒帯除去の 12.5% は何の根拠?
2.35:1 の映画を 16:9 の画面に収めると、黒帯は上下それぞれ約 12.2%、2.39:1 なら約 12.8% です。12.5% はその間の値です。黒い線が残るときは、数値を少し増やします。
出力サイズはどう変わる?
削った分だけ画素が減るので、小さくなることが多いです。ただし映像は CRF 20 で作り直すため、元の動画が強く圧縮されていた場合は、元より大きくなることもあります。
くわしい説明(設定の意味・制限・FFmpeg のコマンド)
設定の意味
使えるブラウザと制限
- 最大ファイルサイズ:500MB。出力は MP4 です
- 上+下、左+右の合計はそれぞれ 95% まで。1 辺は 48% まで
- 範囲は % の数値で指定します(画面上をドラッグして選ぶことはできません)
同じ処理を FFmpeg のコマンドで
ffmpeg -i input.mp4 -vf "crop=iw:ih*0.8:0:ih*0.1,scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2" -c:v libx264 -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy output.mp4 ffmpeg -i input.mp4 -vf "crop=ih:ih:(iw-ih)/2:0" -c:v libx264 -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy output.mp4 ffmpeg -i input.mp4 -vf "crop=ih*9/16:ih:(iw-ih*9/16)/2:0,scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2" -c:v libx264 -crf 20 -pix_fmt yuv420p -c:a copy output.mp4